加工品事例

燃料電池自動車向けFCスタックケース

種類・形状スタックケース
材質ADT10
サイズ480mm×490mm×110mm
用途・業界燃料電池自動車
要求精度-

詳細説明

燃料電池(FC)を収納するスタックケースです。上下割りのロワー・アッパーそれぞれを加工しました。

外周の立壁に対し、内壁・外壁の双方に輪郭加工があります。立壁は「コ」の字形状なうえ、厚さ(幅)12mmと薄いため、内壁・外壁加工の際の加工圧により「コ」の字形状の両端が内側に歪み、加工後、外側に広がる現象が発生しました。

そのため治具を改造し「コ」の字両端の内側に突っ張り棒状のジャッキを設置し、外壁加工時のみ内側からテンションをかけることで加工圧に対応しました。

内側からかけるジャッキの圧力は、トライワーク加工時の加工寸法データをフィードバックし設定しました。

以後、ジャッキの圧力はワーク取付時のワーク位置変位5/100mm以内に設定し管理しました。全ワーク取付時にダイヤルゲージを使用し位置変位の確認を行いました。

加工プログラムも同様に加工後ゆがみを予測し調整しました。外側に広がる傾向にあったため外壁加工時の仕上寸法を1/100mm単位で逃がし方向に調整を行いました。

また、粗材は支給の金型鋳造品でしたが立壁部に黒皮残りが発生したため、前述の加工調整の際に
ゆがみと黒皮残りの両方に留意し寸法調整を行いました。

立壁加工時にはワークのビビりも発生したため、回転数を減らし送り速度も低速にして加工しました。

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