ヘッドシリンダの直角度緩和による、コストダウン・難形状実現
Before 焼き嵌めが必要なため、歪みが発生し要求精度を出すのが厳しい
ヘッドシリンダにバルブシート・バルブガイドを焼き嵌めする際、ワーク全体の歪みが発生する懸念があります。この場合、お客様が要求されている直角度0.05を出すのが難しい状況でした。
After 機能性に影響が出ない範囲で公差を緩和し、コストダウンを実現
そこで当社にて検討を行い、焼き嵌め後に加工を入れることも検討しましたが、工程が増えた分コストアップになってしまいます。したがって、お客様にご相談し、製品の機能性に影響が出ない範囲で直角度0.1に緩和することになりました。
当社は、自動車エンジン向けヘッドシリンダ・ブロックシリンダ製作の経験を通して、アルミ・鉄鋳物高精度加工のノウハウを蓄積してまいりました。
当社にご相談いただきましたら、公差緩和によるコストダウン提案をはじめ、難形状実現、工程短縮、長寿命化など、鋳物粗材・加工双方の観点から最適なご提案をさせていただきます。アルミ鋳物・鉄鋳物の加工なら、お気軽にお問い合わせください。材料支給、粗材手配からの対応いずれも可能です。
